粉末除去と研磨、完全自動化ソリューション

Fuse Blastは、SLSプリント品のブラスト+研磨をワンストップで担う自動装置です。

製品の特長

Fuse Blast(FS1-FB-01)

短時間ハンズフリー

外注に頼ることなく、ビルドチャンバーいっぱいの造形品全ての研磨処理を合計1時間以内に完了!
その内、手作業にかかる時間はわずか15分です。

Fuse Blastを導入することで、フィルタを使ってパウダーを分離。
前工程(Fuse Sift:粉末回収)の後処理時間削減にも繋がります。

最高品質

内蔵イオナイザーにより、造形品に粉塵やメディアが再付着するのを防止しています。
工業品質の表面仕上げで完璧な滑らかさを追求し、実製品レベルのパーツをかつてない速さで製作できます。

メディアの長寿命化

パウダーや残留物から綺麗なメディアだけを分離して、目詰まりを防止することでメディアを4~8倍長寿命化します。

仕様

対応プリンタSLS方式3Dプリンタ Fuseシリーズ
※他社製 のPBF(粉末床溶融結合)方式プリンタも対応可能
寸法1,000 × 750 × 1,750 mm(W × D × H)
※カバー解放時の高さは、1,950mm
研磨用バスケット寸法内径:450mm
操作方法・インタラクティブなタッチスクリーン
・手動操作用のフットペダル
推奨メディアガラス製メディア
(200~300μm 50/70メッシュ)
推奨圧力圧力の調整が可能です。
・Fuseシリーズの造形品:30psi
・他社製プリンタの造形品:45psi
・研磨処理:60psi
騒音レベル75dB(A)未満
メディア用ホッパー容量8.3リットル
廃棄用ホッパー容量10.6リットル
重量164kg(ブラストメディア除く)
電力要件120VAC、6A(専用回路不要)
インターネット接続仕様Wi-Fi(2.4GHz)
イーサネット(1,000Mbit)
USB 2.0
推奨使用環境10~36℃
ブラスト処理ブラスト用のノズル1本が、メディアや強制イオン化空気で造形品から粉末除去。
取り外し可能な研磨用バスケットが回転して造形品を転がす事で、均一に自動ブラスト処理を行います。
空気供給10CFM(285 SL PM)@90psi(6bar)以上の圧縮空気供給装置
ブラストモード内蔵ノズルと回転式研磨バスケットを装着して、自動ブラスト。
深い溝に入り込んでいるパウダーの除去や研磨の強度を上げる場合は、バスケットを取り外して手動でノズルを操作できます。
イオン化プロセス内蔵イオナイザーが、造形品表面から静電気を完全に除去。
パウダーとメディアが再付着せず、チャンバーの底に落ちるので粉末除去が簡単になります。

設置スペース

設置スペース1,450 × 1,500 × 2,100mm(W × D × H)

使用方法

  • 後処理の時間を80%削減
  • 実製品用部品としての品質:より速く、より簡単に

①スタート!

②自動で粉末除去

③細かい部分を手動で除去

【アップグレード製品】Fuse Blast Polishing System

ワンランク上の仕上がりへ
Fuse Blast Polishing Systemで、SLSパーツを磨き上げよう

Fuse Blast Polishing Systemは、Fuse Blastに追加できる研磨装置です。
SLS造形品の表面をより滑らかに仕上げ、半光沢で傷がつきにくくそのまま染色も可能な状態に仕上げます。

写真左:Fuse Blast処理前
▶窪みに未焼結パウダーが残っていて、エッジもシャープさに欠ける状態

写真中央:Fuse Blast処理後
▶未焼結パウダーが全て取り除かれた状態

写真右:Fuse Blast (Polishing System)処理後
▶ブラスト処理と研磨処理の両方を施したもの

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